タモ+黒檀のダイニングテーブル

以前、ヤギモク三島展示場に納めたダイニングテーブルはタモとコクタンの剥ぎ合わせでした。

真ん中だけ違う材を挟み込む、このタイプの剥ぎ合わせはキコラではよく登場します。 でもこのテーブルのおもしろいのは、脚です。
このように、板脚の両脇にもコクタンを使用しているのです。 明るい色の板脚(タモ)を黒い板(コクタン)ではさみこむことで、引き締まってかっこいいです。






先程用事があって加工棟に行ったら、また別のタモ+コクタンのダイニングテーブル(製作途中)を発見しました。

タモ・コクタン・タモ・コクタン・タモと、コクタンが縞状に挟み込まれています。 なるほど、こういう使い方もおもしろいですね!


ちなみに脚は
以前と同じズリ脚付きの板脚ですが、こちらはタモだけを使用したもの。
ズリ脚を付けると、板脚だけよりも板脚の幅を狭くすることができるので、板脚だけよりも印象が重たくなりません。



これがこのテーブルに使用されるすべての材料です。 
天板・脚・貫板(脚と脚をつなぐ板)。 こうして見ると結構材料を使うのがわかります。




今回のタモ+コクタンのダイニングテーブルはこのあとウレタン塗装をかけられるそう。 どんな仕上がりになるか楽しみです。