カリンとホットかりん

先週から風邪をひいています。 今日で丸一週間、なかなかよくなる気配がなく、今日ものどや鼻の不調と闘っている訳ですが、そんなわたしのため(?)にデザイナー・Shinが『ホットかりん』を持ってきて淹れてくれました♪
今日突然風邪気味で現れた店長の分も(これは店長のカップです)。
わたしはよくあるかりんのど飴って苦手なので飲んだことがなかったのですが、『ホットかりん』おいしいですね! ホットレモンのような酸っぱさがなく、のどに優しい飲み物でした。


そこで今日は『かりん』の話を。


キコラにももちろんあります、『カリン』。 
でも調べてみたら、のど飴やホットかりんに使われている『かりん』と、キコラにあるような木材としての『カリン』は別ものでした。


のど飴などに使われる果実がなる『かりん』はバラ科の植物で、花・実ともに楽しめるそう。 新緑・紅葉も美しく、家庭果樹としてぴったりだそうです。 木材としても使われるそうですが。



一方キコラにある『カリン』はマメ科。 水に浸したものを口にすると毒があるそうですが、この水浸出液は利尿薬でもあるそう。 同じように赤い色をしたパドックは、産地・呼び名が違うだけでほぼ同類のようです。

黄色い矢印で示したものはすべて『カリン』。 同じカリンでも個性がまったく違いますね。 わたしはこの写真のいちばん右のカリンの色がきれいで好きです。


現在キコラにある小物に使用されている『カリン』はこれだけでした。 キーホルダー。 右側にある赤っぽい3本がカリンです。 赤いからか、他の樹種のものよりも女性に人気がありますよ。