チギリを入れる

ダイニングテーブルの天板に入れるチギリの位置を決めてきました。

普通チギリは、割れが入ってしまった部分や、板と板の剥ぎ合わせ部分に入れるのですが、今回は飾り的要素のチギリ。 なので機能的に入れるなら製作担当の方でチギリを入れる場所を決めて入れてもらうのですが、今回はわたしが決めてきました!


お客様とのお話で、飾り的要素としてチギリを入れたいということになり入れる数も決めたのですが…実際に配置を決めるとなると結構頭を悩ませます…。 板の表面に見える節や木目のバランスと相談しながら…悩みに悩んで、家具職人にも相談しながらやっと決まりました。
(ちなみに上の写真はまだ悩み中なので、これとは違う位置に入ることになりました。)



チギリとは、これのことです。 銘木に入っているのを見かけたことがある方もきっといらっしゃいますよね? 蝶リボン型の木材を、割れが広がるのを防ぐために入れます。 
キコラで使用しているのはこの3種。 左からウェンジ・ウォールナット・南洋椿です。 写真で見るとわかりにくいかもしれませんがみっつともかなり雰囲気が違うので、入れるだけでもアクセントになり、わたしは個人的には好きです。 


特に必要がなくてもチギリが入っている方が好きだなぁというお客様、遠慮せずにスタッフに言ってみて下さいね。