こんな2樹種使いも

昨日に引き続き2種類の樹種で色の違いを楽しんだ家具です。

ナラ材のダイニングテーブル。 天板も耳の部分をなくした直線仕上げで脚もシンプルな4本角脚。 そんなスタンダードなデザインなのにカッコイイのは無垢の存在感もさることながら、脚と脚をつなぐ幕板部分の赤いブビンガという材が全体を引き締めてくれているからでは?


[,right]アップで見るとこんなかんじ。


ナラ材は家具の材料としてとてもよく使われる樹種です。 なのでこのデザインですべてナラ材で作ってしまうと、ちょっとシンプル&スタンダードすぎるかな…。 そこにパンチを加えてくれたのがこの赤いブビンガですね。
もちろんこの赤も自然の色です(書き忘れましたが昨日ご紹介したウォールナットやカエデもすべて自然の色ですよ)。 



しかもこのダイニングテーブル、天板は6枚の材料を接ぎ合わせているのですが、それぞれ片側だけに白太部分を残して接いでいるので、その部分だけかすかにストライプ模様に(上の写真の少し白っぽい線がそれです)。 途中途中に耳部分が少しだけ入っていて、真っ平らでない天板もチャームポイント。 わたしはかなり好きなテーブルです。