足が入るスペースを考える

ダイニングテーブルでも座卓でも、天板が厚い方が見た目の重厚感・存在感はUPします。 けれど、重厚感・存在感だけを重視して分厚い天板にしてしまうと、“不便”になってしまうことが。


それは天板下のスペース。 あまり厚さを取ってしまうと、足が入るスペースがその分狭くなってしまうのです。


座卓の場合↓
[,left]正座をすると、身長160cmのスタッフ・めぐは足の高さだけで20cm弱。 スタッフ・めぐは細めなので、体格のいい方や男性はもっと高さが欲しくなりますよね。
この写真の天板は厚さが8cmほど。 天板上までの高さが40cmありますので厚さが8cmでも天板下に32cmのスペースがありますが、お食事用の座卓では40cmはちょっと高いと思います。
しかもふかふかお座布団を使うようでしたら、お座布団の厚さ+足の高さ+余裕を考えないといけないので、ご注意ください。
[,left]正座よりももっと高さが気になるのがあぐら。
ものすご〜く身体がやわらかい方なら正座よりも高さを必要としないかと思いますが、多くの方はあぐらの方がひざ位置が高くなると思います。











ダイニングテーブルの場合↓
[,right]チェアを使用するダイニングテーブルの場合も注意が必要です。
テーブルの脚形状によっては幕板(写真のテーブルの赤い材の部分です)があることがあります。 幕板は通常、天板の厚さ+数cmの高さで作りますので、形状によっては天板下のスペースが狭くなってしまいます。









[,right]きっと特に気になるのは足を組むとき。 
足を組もうとしたら狭かった…なんて経験、どこかで一度はありますよね。



厚い天板ならではの“不便”、意外と盲点になっています。 キコラではお打合せ時にこういった点も考慮してご提案させて頂いておりますので、普段足を組まれる方・あぐらをかくことが多い方、忘れずにお打合せ時にその旨お伝えください!